【サイドFIRE ロードマップ】【10年 サイドFIRE資金を貯めるには】サイドFIREについて本気で考えてみた。

【サイドFIRE ロードマップ】【10年 サイドFIRE資金を貯めるには】サイドFIREについて本気で考えてみた。

この記事で分かること

・4人家族でサイドFIREするには何円必要か

・10年でサイドFIREの原資を貯めるには株式市場でどれくらいのパフォーマンスを目指すべきか

・3.5%で運用する場合、原資がいくら必要か

 

筆者は最近働くことが非常にしんどいです笑

その為、最近は本気でFIRE早期リタイアを考えております。

ある程度頭の中に構想はあるのですが、言語化することで自分の目標を可視化し、

目標へのロードマップを鮮明にしていきたいと考え、今回執筆してます。

同じ境遇の人へ参考になれば幸いです。

 

目標の設定

目標

・4人家族(子供2人+筆者+嫁)

・月の出費29万

・10年でサイドFIRE(アルバイト+不労所得で家計を支える)

という目標で考えていきます。

 

筆者のような子供は欲しいけど、仕事をしたくないという人間にも有難いことに結婚をしてくれる嫁もおります。

嫁さんは2人の子供を所望しておりますので、今回は4人家族という設定。

 

総務省統計局の統計データ「家計調査報告書(家計収支編)令和4年(2022年)」によると、

一般的な4人家族(夫婦+子供二人)の 1ヵ月あたりの生活費はおよそ29万円 とのことですので、

今回はそれをベースに考えていきましょう。

 

またFIREには下記の2種類に大きく分類され、

サイドFIRE→少しだけ仕事をしながら、生きていく

FIRE→不労所得で完全に生きていく

今回は家族もいるので、子供がいる間は、不足の事態に備えてサイドFIREを目指していきます。

期間については40歳には仕事辞めたいですけど・・・色々なパターンで算出しましょう笑

 

不労所得について / 原資がいくらあれば良いか

前述したように、家族4人暮らしでは毎月約30万の出費がありますが、

FIREは、不労所得で稼いで仕事から解放されるという考え方。

不労所得は大きなお金を運用してお金を生み出すことです。

原資がいくら必要か、不労所得はどのようにして得るかを考えます。

 

不労所得

不労所得については、一般の人たちでも手を出しやすいという前提ですと、

・株式による配当利息

・不動産投資

上記の2つが主だと筆者は考えております。

また2つに対する考え方は以下です(独断と偏見あり。)

 

不動産投資

・良い物件が市場に出回りにくい

・不動産業者との相性

・投資額がかなり大きい(1棟マンションの場合)

といった点で難しいと理解しております(実際に実家が不動産投資やっておりましたので・・・。)

 

株式投資

・株式投資ではずべての株をオープンに買える

・少額から購入可能(現在、日本株も一部は1株から購入可能。)

という点で評価しております。(それでもかなり難しい。)

 

その為、株式配当金によるサイドFIREを考えます。

株式配当では2〜5%の配当利回りが一般的。(5%もかなり高い)

今回は中間部の3.5%の配当利回りで試算。(このくらいの利回りが一番分散投資しやすい。)

 

原資がいくらあれば良いか

色々なパターンで考えてみましょう。パートは夫婦で週3フルタイム(月12万)を仮定。

※月30万=年間360万の出費で試算。

 

サイドFIRE中のライフスタイル

①週3パート代(月12万の労働収入)と不労所得で完全にやり繰りする→月18万(年間216万)の不労所得が必要

②週3パート代(月12万の労働収入)と不労所得で月に5万ほどの貯金はしていく

(≒週2(月8万の労働収入)パート代にして、パート代と不労所得で完全にやり繰りする→22万)

月23万(年間276万)の不労所得が必要

③週1(月4万の労働収入)パート代にして、パート代と不労所得で完全にやり繰りする

26万(312万)の不労所得が必要

 

①年間216万の不労所得に必要な原資

※利回り率3.5%で試算

 

①週3パート代と不労所得で完全にやり繰りする→年間216万の不労所得に必要な原資

216万(年間必要不労所得)÷3.5%(配当利回り)÷0.79685(配当に係る税率)=7744万

 

①原資(7744万)を作るために必要な株式パフォーマンス

※金融庁のシミュレーターにて計算

※赤字が毎月の投資額になります。

筆者の場合現状で毎月10万投資しているので、年間30%以上の利回りで運用すれば、

10年でクリアできます。15年かけても良いのであれば、15%で達成できますね。

 

②年間276万の不労所得に必要な原資

※利回り率3.5%で試算

 

②週3パート代で月に5万ほどの貯金はしていく→月23万(年間276万)の不労所得に必要な原資

276万(年間必要不労所得)÷3.5%(配当利回り)÷0.79685(配当に係る税率)=9806万

 

②原資(9806万)を作るために必要な株式パフォーマンス

※金融庁のシミュレーターにて計算

※赤字が毎月の投資額になります。

筆者の場合現状で毎月10万投資していますが、年間30%の利回りで運用しても、

10年でクリアできませんね・・・。

運用利回り20%、15年とかで目指していく必要がありそうです。

 

③年間312万の不労所得に必要な原資

※利回り率3.5%で試算

 

②週1(4万の労働収入)パート代にして、パート代と不労所得で完全にやり繰りする→月26万(年間312万)の不労所得に必要な原資

312万(年間必要不労所得)÷3.5%(配当利回り)÷0.79685(配当に係る税率)=11186万

 

③原資(11186万)を作るために必要な株式パフォーマンス

※金融庁のシミュレーターにて計算

※赤字が毎月の投資額になります。

筆者の場合現状で毎月10万投資していますが、

あまり現実的では無さそうですね・・・。

改めて1億という数字の大きさに驚かされます。

 

総評

 

・4人家族でサイドFIREするためには最低でも7800万(労働により月12万必要)、週1の労働の場合1.2億必要。

・月10万投資しても、運用利回りが30%近くなければ、10年でのFIREは不可能。

・月10万10%の運用利回りだと20年必要。

 

上記だと見るとかなり厳しいですね・・・。

改めて数字に出すことで、目標の厳しさが理解できて良かったです。

またS&P500の過去10年の平均利回りは14.7%ですが、月10万を投資し続けても最終的には約2,700万、

勿論立派なパフォーマンスですが、FIREを目指すという意味では、足りてないかもしれませんね・・・。

 

私も今回調べたことを念頭に置きつつもう一度投資戦略を考えたいと思います。

当面の間は7750万円を目指して投資していきます。

またサイドFIREを目指す他の方の参考になれば、これ以上に嬉しいことはありません。